“脚長差の靴”
 
 脚長差とは左右の脚で長さが違うことをさします。
生まれつき脚長差のある方もいれば、事故やケガなどが原因の方などもいらっしゃいます。少しの差だと気づかないこともありますが、その微妙な差が腰痛や膝痛、頭痛などの原因になることもあります。
 脚長差の対応としては、インソールや靴底の厚さを調整し、なるべく左右の脚の長さの差をなくすようにしますが、一概にはそうとは言えません。
 
 例えば、10代のひとの脚長差と80代のひとのそれとでは同じ数値の脚長差であっても対応の仕方は異なります。年齢や性別による筋肉の量や長年の歩き方のクセ、実際靴を履いている時間と靴を脱いでいる時間の割合などはひとそれぞれ違うのでそれらを考慮しての対応してゆきます。
 
 脚長差の調整についてはさまざまな考え方がありますが、当工房では、まず実際の脚長差の5割くらいの厚さの補正からはじめて徐々に様子を見てゆきます。
 かりに10㎝の脚長差の場合は、5㎝くらいの補正からはじめます。調子がよければ6㎝、7㎝と厚さを加えてゆき、だいたい8割(8㎝)くらいまで補正をしてゆきます。脚長差を±0にすることもありますが、0にした場合、外出から自宅に帰ってきて靴を脱いだときの落差が大きくなり、身体に負担がかかる場合もあります。実際、調整した靴を履いて感想をいただきながらそのひとにとってちょうどよい厚さを探ります。
 また脚長差の補正を施したリハビリシューズなどは重いことが多く、それゆえ歩行時の脚への負担が少なくないということもあります。適度な強度を保ちつつ、軽くつくることも気にかけています。
 
 
“インソールには医療現場でも評価の高い「ソルボセイン」を使用”
 
 ひとの身体を支えている土台の足にトラブルがあれば、身体のバランスが崩れ、別の部分にも痛みなどが出てくることがあります。足部障害治療の現場では、その痛みを緩和したり、歩行バランスを改善するために「ソルボセイン」が使用されています。
 歩行時の衝撃を吸収し、高い粘弾効果によって圧力を均一に分散し、安定した歩行をサポートする「ソルボセイン」。Co. & Kokoroneの靴に入っているインソールはこの「ソルボセイン」を使用し、設計・加工しています。
 また「ソルボセイン」以外にもドイツ整形外科靴を扱うお店で働いていた経験をもとに、おひとりおひとりの足の状態にあわせてインソールの素材選びから、加工までを行います。
 
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